2007.11/05(Mon)

結婚願望 

家の本棚を整理していたら、2冊出てきた本。

2冊とも過去に友人が貸してくれた本です。
わたしは、結婚願望がないわけでもなく、あるわけでもないのだけど、友人はなぜこの本を貸してくれたんでしょう。

仕事や趣味で、センスを認められたり、容姿を褒められたりという場面はあっても、それは「能力」の肯定であって、あなたただひとりを、自分の人生を共に歩く人間として選びました、という「人格」が肯定される瞬間というのは、「結婚」という形で、わかりやすく得られる、というようなことが書いてありました(たしか)。なるほどそういう考え方もあるわね、と思いつつ、結局は結婚してみないとわからないことだから、それ以上考えようもないのが正直な感想。

結婚願望がものすごくある人は、おもしろく読めるかもしれません。結婚への期待のようなものは薄れるかも知れないけど、その点は大丈夫です。作者の山本文緒はこの本を書いた後、再婚しましたから。

エッセイと小説という違いはあるけど、山本文緒ならわたしは『絶対泣かない』、『ブルーもしくはブルー』(いずれも角川文庫)のほうがよかったです。

結婚願望

山本文緒『結婚願望』角川文庫 2003
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