2007.06/17(Sun)

「文庫本のかたちのフリーペーパー」 

ゲドを読む。TALES FROM EARTH SEAの無料配布がはじまりました。DVD「ゲド戦記」のプロモーションのようですが、フリーペーパーとは思えないほどの贅沢なつくりになっていて、企画規模の大きさに圧倒されたかんじ。スタジオジブリと岩波書店が編集協力とのことだけど、仕掛け人はだれなんでしょうね。

無料なのに110万部制作。総ページ数208。ランダムな書店で手渡しで入手。糸井重里プロデュース。装幀は佐藤可士和。表紙は5色(黄・黒・ピンク・水色・赤)。フリーじゃなくて商品になるんじゃないかとも思える要素がいっぱい。

内容もすごい。
中沢新一による「『ゲド戦記』の愉しみ方」解説をはじめ、宮崎駿、河合隼雄、清水真砂子、上橋菜穂子、中村うさぎ、佐藤忠男が寄稿している。最後には「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗と河合隼雄の対談。

わたしは黄色の表紙のを持っているのだけど、ほかの4色も欲しくなる。中身は同じなのに揃えたくなる。どこに何色が置いてあるかとかはあまり公表されてないようだけど、わざとそうすることによってゲームみたいな、宝探しみたいな気持ちで、ゲド戦記ファンは足を使って探し求めるようにし向けられているのかもしれない。人がネットとかそういう仮想空間だけでやりとりするのではなくて、現実の書店に足を運ぶしかけ。このへんよく考えられているなぁと勝手に感心してしまいました。(ちなみに黒表紙本は入手困難のレアものとの噂あり、です。)

WEBサイトもしっかり充実しています。




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