2007.10/31(Wed)
闇の意味
闇は常時無秩序で、一切の様式を超脱すると言った寺山修司のことば。
闇を知るほうが、より深みが増すような気もし、そこで言葉と現実の意味が豊かになるような気もするところが好きです。
「闇というのは、今までは光りを引き算して作っていくものだ、つまり光の欠落した状態だと考えられてきたけど、そうじゃなくて、今ある光の状態に暗黒をプラスして生成するものですよ。/つまり暗闇は生産であり、余剰のものであるべきだ。そのなかでは言葉もふくらんでいくべきである。」
引用は、寺山修司『鉛筆のドラキュラ』(思潮社 1980)より。
闇を知るほうが、より深みが増すような気もし、そこで言葉と現実の意味が豊かになるような気もするところが好きです。
「闇というのは、今までは光りを引き算して作っていくものだ、つまり光の欠落した状態だと考えられてきたけど、そうじゃなくて、今ある光の状態に暗黒をプラスして生成するものですよ。/つまり暗闇は生産であり、余剰のものであるべきだ。そのなかでは言葉もふくらんでいくべきである。」
引用は、寺山修司『鉛筆のドラキュラ』(思潮社 1980)より。
2007.02/23(Fri)
言語の経済性
「言語の経済性」。
『言語学大辞典 術語編』(三省堂 1995)によると、「言語による伝達行為において、人間は無限に多様な内容を伝えたいという欲求を持つ一方で、自ら定めた目標に到達できる限りで、可能なだけ生理的・心理的エネルギーの消費を節約し、最小限の労力でより大きな伝達効率をあげようとする。このような矛盾した欲求を満足させ、その間にいつも均衡を求めつづけること」と説明される。
わたしにとって、最適整合状態の実現を目指すということはとても魅惑的な事象で、もう一歩も一分も、右にも左にも上にも下にも前にも後ろにも動かない、動いたら均衡が崩れちゃうみたいな緊張感はときに快感でさえある。ただただ労力の節減のみを求めるのとは違って、その均衡状態から感じられるもの、得られるものがあるように思える(錯覚かもしれないけど)。
亀井孝、千野栄一、河野六郎『言語学大辞典第六巻術語編』三省堂 1995

『言語学大辞典 術語編』(三省堂 1995)によると、「言語による伝達行為において、人間は無限に多様な内容を伝えたいという欲求を持つ一方で、自ら定めた目標に到達できる限りで、可能なだけ生理的・心理的エネルギーの消費を節約し、最小限の労力でより大きな伝達効率をあげようとする。このような矛盾した欲求を満足させ、その間にいつも均衡を求めつづけること」と説明される。
わたしにとって、最適整合状態の実現を目指すということはとても魅惑的な事象で、もう一歩も一分も、右にも左にも上にも下にも前にも後ろにも動かない、動いたら均衡が崩れちゃうみたいな緊張感はときに快感でさえある。ただただ労力の節減のみを求めるのとは違って、その均衡状態から感じられるもの、得られるものがあるように思える(錯覚かもしれないけど)。
亀井孝、千野栄一、河野六郎『言語学大辞典第六巻術語編』三省堂 1995

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